引用:リノシー
「ワンルームマンションは儲からないという話を目にして、急に不安になった」
「毎月の手出しが地味に続き、投資というより負担に近くなってきた」
「空室リスクが怖いので、早めに手放したい」
「利益を期待して始めたのに、このまま保有しても得をする気がしない」
このような理由で、「購入した物件をどうやって売却するのがベストなのか」と悩んでいませんか?
筆者の経験談から結論をお伝えすると「運用に不安を感じた時点で、手放すべき!」です。
不動産は、株式や投資信託のようにワンクリックで売買できる金融商品とは異なり、「辞めたい」と思ってもすぐに解約できるものではありません。迷っている間も、空室リスクや家賃下落リスクと隣り合わせですから、精神的な重荷は日に日に増していくものです。
とはいえ、焦って投げ売りする必要はありません。
売却先の選定や売却前の準備をしっかり整えれば、利益を出して売却することも十分に可能です。間違っても、損切り前提で買い叩こうとする悪徳業者の言うことを鵜呑みにしてはいけませんよ。
今回の記事では、GA technologiesが運営する不動産投資サービス「リノシー(RENOSY)」で購入した物件を「売却・辞める」という視点から、
- リノシーで購入した物件の売却しやすさと特徴
- 売却額を引き上げる方法
- 売却方法の選択肢とそれぞれの注意点
- 実際の口コミや評判
などを解説します。特に、毎月の持ち出しや将来の出口(売却)に少しでも不安を感じ始めている方は、判断を誤らないためにも、ぜひ最後までお読みください。
株式会社GA technologiesの企業概要
リノシーを運営するのは、株式会社GA technologiesです。同社の基本的な会社情報を紹介します。
| 会社名 | 株式会社GA technologies |
|---|---|
| 所在地 | 【東京本社】東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 40F |
| 設立年 | 2013年3月12日 |
| 資本金 | 99億4,406万8,256円(2025年7月末時点) |
| 免許番号 |
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| 事業概要 |
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リノシー(RENOSY)はどんなサービス?事業全体の特徴
リノシーは、株式会社GA technologiesが運営する不動産投資サービスです。テクノロジーの活用を掲げ、中古マンションを中心とした投資用不動産の販売や、購入後の賃貸管理、売却までを自社グループで行うワンストップ型の事業モデルを展開しています。
ここからは、実際にワンルームマンション投資で泣きを見た管理人が、リノシーの3つの特徴とその注意点をご紹介します。
ワンストップサービスは他社の目が入らないため危険
リノシーの特徴は、不動産投資に必要なプロセスをすべて自社グループおよびプラットフォーム内で完結させる「ワンストップサービス」にあります。物件購入からリノベーション、賃貸管理、売却までを一貫して扱うことで、複数の業者と関わる手間を省ける設計です。
とはいえ、ワンストップサービスは、今となってはどこの会社も当たり前に提供しているサービスです。
購入後は、マイページや専用アプリ「RENOSY」を通じて契約情報や入居状況、家賃の入金状況などを確認可能です。
また、マイページ内には所有物件を売り出すことができる「かんたんネット売却」機能も用意されています。
ただし、購入した会社で売却すると、残債を把握されているため、本来は利益が出る場合でも残債ギリギリの価格を提案されることがあります。
売主と買主の利益は真逆
リノシーが取り扱うのは、東京、神奈川、大阪、福岡など賃貸需要が長期的に安定しやすい首都圏や主要都市の物件が中心です。
物件選定においては、膨大な物件情報から、家賃予測や物件のスコアリングをAIが担った後に、担当者が目視で確認するという二段階の選定プロセスを採用していると謳っています。
ただ、売主と買主は当事者間で利得がぶつかる構造です。どんなに誠実そうに見えても、構造上、売主であるあなたの損失は、買主である相手の利益になります。
賃料保証は確実に避けるべき
購入後の賃貸管理は、専用アプリ「RENOSY(旧:OWNR by RENOSY)」を通じて行います。契約書類の管理や月々のキャッシュフロー管理などを、スマートフォン上で完結できる点が特徴です。
公式サイトでは、入居率は99.7%、平均空室期間は18日(2025年3月時点/中古マンションの実績)といった数値が公表されています。
また、管理プランは5種類用意されており、基本的な集金代行のほか、空室リスクや設備リスクをカバーするプランまで選択可能です。
リノシー(RENOSY)の不動産の口コミ・評判
不動産業界では知名度の高いリノシーですが、実際に利用したオーナーや相談者からは、様々な声が寄せられています。
ここでは、Googleマップなど第三者媒体に投稿された口コミをもとに、ポジティブな評価とネガティブな評価の傾向を整理します。
リノシーの良い口コミ
納得の説明で安心して決めることができました。アプリによる資産管理が魅力的、物件流動が高いので価値ある物件に出会えますよ。
社員の方は比較的若いのですが、総じて仕事の進め方が丁寧で、責任感をもって対応していただけます。
引用元:Googleマップ
物件購入しました。大阪2件、福岡4件です。最初は広告を見て、話聞くだけでPayPayポイントもらえるラッキーって感じで申し込みましたが、担当の営業さんが不動産だけでなく税務もめちゃくちゃ詳しくて、かつ手続きも早いし全部オンライン&郵送で完結するし、忙しい人間には最高でした。これまで購入した不動産の会社で1番優秀だと思います。人と仕組みは完璧なので、後は買った物件が期待通りのパフォーマンス出してくれれば◎
引用元:Googleマップ
良い口コミでは、アプリによる資産管理の利便性や、オンライン完結型の手続きのスピード感が高く評価されています。
また、担当者が若手でありながら税務知識があり、説明が丁寧だった点を評価する声も見られました。
リノシーの悪い口コミ
購入させるだけさせて、その後のサポートはしない。不動産購入は他社の方が良いです。セールストーク以外のことは明確な返答は得られません。焦らせて購入を迫ります。後悔してますが、後戻りはできないです。(以下省略)
引用元:Googleマップ
不動産購入の面談を受けてから電話、メールの嵐です。時間関係なしの電話…仕事になりません。
これほど営業が必死にならないと売れない物件を押し売りしていきますよ!と言わんばかりの対応。
引用元:Googleマップ
悪い口コミで目立つのは、営業電話や連絡の多さ、購入を急かされたと感じた点に対する不満です。
また、購入後のサポート体制や、自社顧客内で物件が回っているのではないか、という不信感をにじませる声も一部に見られました。
リノシー(RENOSY)で購入した物件は売却しやすい?取り扱い物件の特徴
ここからは、物件の種類や立地条件、契約している管理形態といった観点から、リノシーで購入した物件が「売却しやすいのかどうか」を解説します。
都市部の「区分マンション」が中心
リノシーの取り扱い物件は、東京、大阪、名古屋などの主要都市にある「区分マンション」が中心です。これらは賃貸需要が安定しており、投資用不動産として流動性が高いため、一般的に売却しやすい部類に入ります。
立地条件が良いことは、出口戦略を考えるうえで明確なプラス材料です。
一方で、買い手がつくことと、利益が出ることは違います。
リノベーションは提案されても実行しない
リノシーでは、必要に応じて定額パック料金でのリノベーションを行い、物件の魅力を高める取り組みも行っています。ただ、リノベーションで実際に売却価格が伸びるかどうかは不明。
それよりも賃料保証サービスの解約や、購入時の物件選定の方が優先度は高いです。たとえ売却時に多少の手出しがあったとしても、リノベーションはむしろ傷口を広げる可能性がありますので、売却時の選択肢としての優先度はかなり低め。
管理形態によっては売却価格が大幅に下がるリスクがある
売却時に特に注意したいのが、管理プランの契約形態と手数料です。
リノシーでは、一般的なサブリース契約のデメリットを解消するためとして、2021年に「NEOインカム」の提供を開始しました。現在は「おまかせプレミア」、「おまかせプレミア+」という名称になっています。
これらのプランは、設備リスクや空室リスクもカバーする半面、条件によっては手数料が最大19%になるケースもある高コストなプランです。標準的な集金代行プランに比べて運営コストが非常に重いため、必然的にオーナーの手取り収益は少なくなります。
サブリースと違い7年に一度解約のタイミングが来るとのことですが、それでも解約しづらいことに変わりはありません。
不動産投資物件の価格は、基本的に収益性(手残り)で評価されます。そのため、管理手数料が高く、実質利回りが低い物件は、売却時に価格調整を求められやすくなります。
保証の安心感と引き換えに、「毎月の手残りが少ない」「売却時に収益評価が伸びない」という事態になる可能性がある点は、事前に理解しておく必要があります。
リノシー(RENOSY)で購入した物件の売却額を引き上げる方法
家賃を上げる
投資用物件の売却額は、収益還元法で大体の目安が決定されます。
仮に、家賃10万円・利回り4%の場合、
10万円 × 12ヶ月 ÷ 4%(利回り) =3,000万円
となります。理論上、家賃が1万円上がれば物件価格を300万円引き上げられます。これを利用して家賃を引き上げて黒字化する方法です。
NEOインカム(おまかせプレミア)の更新時に解約する
NEOインカム(おまかせプレミア)をはじめとする管理プランは、
- 家賃の決定権がない
- 一方的に家賃を下げられる
- 入居者情報が開示されない
- 手数料負担が重い
といった負の側面が非常に強いです。その影響で、管理手数料が高い物件は査定額が低くなります。
最大手数料19%という非常に高い手数料がかかっているわけですから、この契約が解約できれば、物件価格も一気に上昇する可能性があります。
ただ、おまかせプレミアの解約可能時期は、7年に一度。いくら解約すれば売却価格が伸びるとはいえ、毎月20%近くも手数料を取られてしまっていては、累積の赤字が積み上がってしまうリスクがあります。
リノシー(RENOSY)の物件を売却する主な方法
リノシーで購入した投資用マンションを売却する場合、主な選択肢は次の2つです。
- 購入元であるリノシーに直接相談する
- リノシー以外の不動産会社に依頼する
それぞれにメリット・注意点があるため、自身の状況や目的に合った方法を選ぶことが重要になります。
リノシーに相談する場合
売却を検討し始めた際、管理元のリノシーへの相談を思い浮かべる方は多いでしょう。
リノシーは物件情報だけでなく、
- 購入価格
- ローン残債
- 管理状況
といった情報を把握しているため、話が早く、手続きも比較的スムーズに進みやすい点はメリットです。
物件詳細に加え、オーナーの「ローン残債」まで把握しているため、話が早く手続きもスムーズです。
一方で、交渉面では注意が必要なケースもあります。
オーナーの残債額を把握しているということは、「売却に最低限必要な金額」を相手側も理解している、ということでもあります。
そのため、構造上、残債が消えるラインを基準に価格提示が行われやすい傾向がある点は認識しておきたいところです。
リノシー以外の仲介・買取業者に依頼する場合
より幅広い選択肢から検討したい場合は、他社へ査定を依頼する方法があります。
一般的に「仲介」であれば、広く買い手を募るため、相場以上での売却を狙える可能性はあります。
しかし、投資用物件においてはリスクも伴うため、筆者としては、他社に依頼する場合でも「買取」を推奨します。
なぜ仲介ではなく買取が良いのか、その具体的な理由やメリットについては、次の章で詳しく解説します。
リノシー(RENOSY)の物件を売却するには仲介・買取のどちらが良い?
リノシーで購入した投資用マンションを売却する場合、方法は大きく「仲介」と「買取」の2つに分かれますが、結論から言えば「買取」を選ぶことを強くおすすめします。
一般的に「仲介」は市場価格での売却を目指せるといわれますが、投資用物件においては売主が不利益を被るリスクが潜んでいます。特に注意すべきは「高預かり」と「囲い込み」です。
契約欲しさに相場より極端に高い査定額を出して物件を預かり、その後わざと情報を遮断し、自社で客を見つけようとする業者が存在します。これらに巻き込まれると、長期間売れ残った挙句、最終的に大幅な値下げを強いられ、時間と資産価値の両方を損なう結果になりかねません。
一方、不動産会社が直接買い取る「買取」には、明確なメリットがあります。買主を探す活動が不要なため、最短の日数で現金化が可能です。また、仲介手数料が無料になるうえ、売却後の設備トラブル等に対する責任(契約不適合責任)が免責されるケースがほとんどです。
不透明な仲介で消耗するよりも、手数料不要でスピーディーに決済できる「買取」の方が、確実な出口戦略として賢明な選択といえるでしょう。
不動産一括査定サイトは使うべき?
不動産一括査定サイトは、一度の入力で複数社の査定額を比較できる便利なサービスですが、筆者としては安易な利用は推奨しません。特に投資用物件の売却においては、大きなリスクを招く可能性があるため、慎重な判断が必要です。
最大の懸念は、悪質な業者の存在です。登録業者の中に、契約を取ることだけを目的にした業者が紛れている可能性があります。彼らは相場を無視した「ありえない高値」を提示して売主を惹きつけ、媒介契約を誘います。
しかし、実際にはその価格で売る気はなく、他の仲介業者へ物件情報を意図的に共有しない「囲い込み」を行います。結果として長期間売れ残り、「売れないから」と大幅な値下げを迫られるか、最終的に自社で安く買い叩く方向に誘導されてしまいます。
さらに悪質なケースでは、意図的に販売活動を滞らせ、しびれを切らした売主が契約解除を申し出ると高額な違約金を請求するトラブルも存在します。
早く手放したいという焦りから一括査定に頼ると、こうした業者に足元を見られ、精神的・金銭的なダメージを負うことになりかねません。
リノシー(RENOSY)の物件を売却する方法のまとめ
リノシーが提案する投資用物件は、首都圏や主要都市の好立地にある中古マンションが中心です。これらは賃貸需要が安定しており、比較的スムーズな売却が期待できる物件だといえます。
しかし、最も重要なのは最終的な売却価格に尽きます。損切りを出さずに売却するために、できることは全てやりましょう!
そのためには、売却方法を間違えないことが重要なポイントです。どれほど優秀な物件であっても、売却ルートの選択を誤れば、その価値を十分に活かすことはできません。
特に仲介や一括査定サイトを利用する場合、「高預かり」による機会損失や「囲い込み」といったリスクは無視できず、時間の経過とともに資産価値をすり減らしてしまう恐れがあります。余計なトラブルを避け、確実に出口戦略を完了させるためには、仲介手数料が一切かからず、売却後の契約不適合責任も免責される「買取」を選ぶのが賢明な判断です。
不動産の売却は、タイミングと決断力が結果を左右します。「本当にこの金額で売っていいのか」「どの業者を信じればいいのか」など、少しでも不安や迷いがある場合は、一人で抱え込まず、ぜひお気軽に筆者までご相談ください。
あなたの大切な資産を守るため、状況に合わせた最適なアドバイスをさせていただきます。
藤井の不動産実績を紹介
- ワンルームマンションを残債以上で売却!(利益は300万円)
- 一棟アパートのサブリース解除に成功!(現在毎月15万円のプラス)
- 株などの金融商品で年利20%を達成!
詳細は藤井の失敗物語に記載していますが、ワンルームマンション投資を発端に投資で総額2000万円(本来儲かっていた利益含む)の含み損となりました。
結果今はプラスですが、その当時は心臓バクバクで眠れない日々でした。
今悩んでいる方も私のように”一発逆転”できる可能性はあります!諦めないで!






