不動産売却

不動産投資のリアルな相談事例3選|素人が陥る罠と「売り方」の重要性

不動産投資に関するご相談を日々受けていますが、多くの方が「売り方」や「契約の罠」で苦しんでいます。今回は、実際に当サイトへ寄せられた相談事例の中から、特に注意していただきたい3つのケースをピックアップしました。

相談者のプライバシー保護のため、物件情報や時期などは一部ぼかして記載していますが、問題の本質はありのままお伝えします。

ブログ管理人:藤井

業者に言われるがままワンルームマンション×5戸、一棟マンション×1棟を購入。一時期は毎月20万のCFを得るも、保有していた不動産の家賃延滞が発生。その後延滞分を回収することが不可能になり、実質不払いに。2000万円の含み損を抱えることに。

その後、投資に明るい義父から学び!

・ワンルームマンションを残債以上で売却!(利益は300万円)
・一棟アパートのサブリース解除に成功(!現在毎月15万円のプラス)
・株などの金融商品で年利20%を達成!

負動産を手放したことで、邪念がなくなり仕事にも集中することができました。その結果、転職にも成功して給与がアップ!
現在は身の丈にあった投資をしつつ、日々の生活を噛み締めながら子どもの成長が楽しみ。

不動産の売却には魔物が潜んでいます。。囲い込み、高預かり、違約金詐欺、買い叩き・・・・当ブログでは私の経験をもとに失敗しない売却方法をお伝えしています。

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相談事例1:一括査定サイトの罠と「売却先選び」の重要性

  • 状況: 数年前に購入した関西エリアの物件を売却希望

  • お悩み: 不動産の一括査定サイトを利用し、某業者とやり取りを進めている

藤井の対応と結果

一括査定サイトは、とにかく契約(媒介)を取るために、現実的ではない高額な査定額を提示してくる業者が少なくないため、注意が必要です。今回のケースでもその危険性があったため、やり取りをストップしていただきました。

その後、売却活動に入る前に運良く入居者の入れ替えが発生したため、家賃のアップに成功。さらに、業者間で転売を行う「物上げ業者(買取業者)」ではなく、一般の顧客へ直接販売している不動産会社に直接買取を依頼しました。

これにより、中間業者のマージンをカット。浮いた利益分を査定額に上乗せしてもらうよう交渉し、無事残債をクリアできる水準での売却に成功しました。

💡 教訓

もし当初の予定通り、安く買い叩く物上げ業者に売却していたら、間違いなく「損切り」になっていた案件です。不動産は「どこに・誰に売るか」という業者選びで、手元に残る金額が数百万円単位で変わります。

相談事例2:立ちはだかる「サブリース契約」の壁

  • 状況: 購入からしばらく経った物件の売却を検討

  • お悩み: 売却査定をしたところ、サブリース契約がネックとなり価格が全く伸びない

藤井の対応と結果

所有期間が長くなってきたため売却を検討したものの、購入時に結ばされたサブリース(家賃保証)契約のせいで、本来の物件価値より大幅に低い金額でしか売れないことが発覚しました。相談者が管理会社に事情を説明しても、「サブリースだから貸主からの一方的な解約は不可能」と突っぱねられてしまったそうです。

長期間保有していたにもかかわらず、サブリースのせいで「含み損」が発生している深刻な状況でした。

そこで、私も助けてもらったサブリース問題に強い専門家と連携し、粘り強く交渉を重ねた結果、無事にサブリースの解除に成功。本来の物件が持つ実力(適正価格)で売却することができました。保有期間の割に残債が減っていなかったため、ギリギリの着地とはなりましたが、負債を抱えたままにならずに済みました。

💡 教訓

「安心」を謳うサブリースですが、いざ売却しようとした時に最大の足枷になります。サブリース物件は、解除できなければ残債以上で売却するのは極めて困難です。真っ向勝負ではサブリースは外せないためコツが必要となります。

相談事例3:毎月の手出しが限界…「焦り」が招く最悪の結末

  • 状況: 購入から数年しか経っていない都市部の物件

  • お悩み: 毎月の手出し(持ち出し)がキツく、とにかく早く手放したい

藤井の対応と結果

管理形態は一般的な集金代行でしたが、いかんせん購入からの経過期間が短すぎました。このタイミングで売却すると残債を大きく下回り、多額の現金を自己負担して売却(損切り)することになります。

「今すぐ売却するのは、むしろ自分の首を絞めることになります」とお伝えし、踏みとどまっていただきました。

幸いにも立地の良い都市部の物件で、入居者は途切れずについていたため、「家賃を上げてから手放す」という出口戦略をご提案しました。昨今は家賃も上昇傾向にあるため、交渉で家賃を値上げできれば、当初の予定より好条件で手放せる可能性が高いからです。私が懇意にしている管理の専門家に交渉してもらい現状家賃から2割の家賃アップが成功し想定よりも900万円高く売却が成功しました。

💡 教訓

この方は運良く「マシな物件」を持っていたため、最終的には利益を出すことができました。しかし、どれだけ良い物件であっても、保有中の不安、毎月の手出し、そして精神的ストレスは非常に重く、割に合わない投資と言わざるを得ません。

まとめ:不動産業界は「魑魅魍魎」が跋扈する世界

当ブログにご相談いただく方のほとんどは、今回ご紹介した事例3のような「運の良い方」ではありません。 大半が「割高物件 & サブリース契約」という最悪の組み合わせにはめられており、サブリースを解除できなければ残債以上で売却できない物件ばかりです。

毎月の支払いが苦しいからといって、無闇に売れば傷口を広げるだけです。不動産は手放す時こそ、最も慎重にならなければなりません。

  • 良い物件を購入できても、売り方を間違えれば「損失」になる。

  • 割高&サブリース物件なら、売り方でリカバリーしなければ「破滅」する。

これが不動産投資のリアルです。 不動産業界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈する世界。利益を出し、無事に逃げ切ることができるのはプロだけです。素人が安易に手を出すべきではありません。

現在、物件の売却や運用でお悩みの方は、傷口がこれ以上広がる前に一度ご相談ください。

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